鹿の湯は、昔鹿がじーっとお湯につかって傷を直していたところを発見されて、名付けられました。 有名な湯治場で、近くの民宿に泊まって湯治する人たちがたくさんいます（元湯 鹿の湯には宿泊施設はありません）。

入口の前にはたくさんの人が。待ち合わせか、涼んでいる人たちかな？　中の廊下にも待ち合わせの人はたくさんいます。 入口で料金を払って、左手の廊下に貴重品ロッカーがあります。１つ借りて200円。返金されません。 別料金で休憩所も利用できるようです。 脱衣所とお風呂の敷居がなく、いかにも昔ながらの湯治場という感じ。秘湯ムードが漂っています。 お湯は硫黄泉です。

石鹸・シャンプーは禁止。入浴前に洗い場で、お湯で体を流して入ります。

女性用は湯船が5つ。4人も入るといっぱいになるくらいの小さい湯船が4つ（それぞれ41℃・42℃・44℃・46℃）。階段の下に大きめの湯船が1つ（43℃）。
男性用は6つで、一番熱いお湯が48℃ときいています。

浴場で湯につかりながら、または休憩しながら、湯治客あるいは地元のマダムと思われる人たちの会話がはずんでいます。このところの温泉ブームの影響で、若い女性もちらほら（私も若い女性…一応）。
とても、脱衣所で化粧や髪を直せる雰囲気ではありません。

私は46℃には入りませんでしたが、44℃は普段から熱いお湯が好きなら「うーん、ちょっと熱いかな？」くらいの感じ。大丈夫な程度だと思います。頭からかけ湯をして、ぬるい方のお湯から3分つかっては休むを繰り返すのが、ここの正しい（？）湯治法だそうです。でも、自分のペースで入りましょう。

泉質：硫黄泉

入湯料：大人800円　子供400円（2時間）

塩原新湯温泉街から4kmほど山道を奥に入ったところにあります。秘湯ムード満点です。
白濁した硫黄泉を掛け流しにしている温泉宿です。
日帰りは露天風呂と大浴場のみの利用になります。宿泊棟を通らずに渡り廊下の横から入るので、宿泊客にはそれほど不快感はないかと思われます。私たちの他にも日帰り利用のお客が結構いたようです。
鍵付きのロッカーはなく「貴重品は車の中に置いてください」というのがちょっぴり不満点。
脱衣所と大浴場は充分な広さがありますが、女性用露天風呂は人がたくさん（5〜6人）入っていたためかかなり狭かったです。お湯は浅くて、赤川の流れを臨みながらほてった体を冷まして、のんびり入浴するのがいいですね。
女性用には目隠しが半分以上かかっているので、川を見ながら入れるベストポジションを確保するのは、混雑時には困難でした。
日帰りは8：00〜20：00まで利用できるとのことです。

泉質：含硫黄　塩化物・炭酸水素塩温泉